鉄部塗装の錆び

鉄部塗装時に気をつけたいことと知っておきたい事。
それは、【錆びは自然の環境上発生する】という事実です。
 
鉄部塗装の際に錆びに対して行う下地処理は、紙ヤスリや不織布研磨材での手研磨、電動工具での研磨などです。
ここで適切に丁寧に時間をかけて錆びを除去していきます。
 
錆びの発生原因は塗膜の分子間を塗膜より小さい水や酸素分子が通り抜ける透過が原因で錆の発生条件が満たされます。
要するに塗装しても酸素と水があれば必ず発生してしまうのです。
どんな良い塗料を使い、見た目には問題がなくても、塗装後三年も過ぎれば錆びは見つかることでしょう。
特に電動工具で錆びを根こそぎ削り落とせればいいのでしょうが、機械は機械。
電動工具が使えない場所もあります。そんな時に特に有効で、必ず行った方が効果的と言えるのが転換材です。
これは錆に浸透し、腐食性物質を見つけ、錆を固め防錆するすごい塗料なのです。
鉄部塗装での下地処理としては欠かせない材料です。