建物の防水
防水工事は塗装工事と違います。
塗装はそのほとんどが防水にはなりません。
防水とは建物の中に水が入らない仕組みです。
すなわち構造からの進入防止対策として防水というシステムが搭載される
という条件こそが防水になります。
防水にもたくさんの種類があり覚えきれていませんが、代表されるもので、
・ウレタン塗膜防水
・塩ビシート防水
・ゴムシート防水
・アスファルト防水
・FRP防水
となります。建物の条件でも採用される防水は違いますが
概ね修繕工事や改修工事で採用される防水は現場の人間が見れば
絶縁工法が取れる防水工事となるでしょう。
これは、新築時の防水がいい加減であったりしても
その防水を絶縁して新たに防水の仕組みが取れる防水工事を行うということです。
既存とも密集させないので不具合の発生もある程度予測して行える面では
安全な防水となります。
ただし、最近は防水屋と名乗る防水の材料を使って
施工することができる人が多いのは事実です。
本来は建物の内部に水が入らない仕組みを考えて施工した防水のみ
防水として認められなくてはなりません。
防水の根拠がわからなければなりませんし、
わかった上で考えて施工しなくてはなりません。
「塗装と防水」似てまったく性質の違うことです。
よく考えて防水工事を依頼しましょう。