塗膜の剥がれ
近所を注意して歩いてみると
外壁や鉄部部分の塗装が剥がれていたりするのを
時々見かけることがあるでしょう。
そもそも塗装した塗膜が剥がれてしまうのはなぜでしょうか?
これは素地との密着不良や洗浄不足、研磨不足、
雨水の浸入、湿気など塗膜剥離の要因は多くございます。
中でも塗膜が剥がれてしまうのは密着不良や研磨不足などで起こる
密着不良が多くございます。
塗膜の剥がれは現地調査の時の素材と塗料の相性の見極めが肝心です。
塗装しても直ぐに剥がれてしまう素材に
アルミやステンレスなどがあります。
塗装して出来ないことはないですが、
現場塗装ではその効果は期待できるものではございません。
塗装後数年で塗膜剥離につながることも多く、現場塗装は不向きな素材です。
それぞれの特性を踏まえた施工を
続いては鉄部です。
鉄部は錆が発生することはもちろんですが、
塗装作業の前に洗浄や研磨不足を残してしまうと塗料の密着が悪く、
剥がれてしまいます。
作業する職人さんのさじ加減と言ってしまえばそれまでですが、
塗装後目に見えなくなる下地処理に重きを置かない業者さんは
如何なことかと私は思います。
現場で塗装できる素材は一長一短ございますので、
それぞれの特性を踏まえた施工を心がける必要があります。
何でも「塗れる」という業者さんには注意が必要です。